平成21年3月20日、ホテルメトロポリタンエドモントにおいて、(財)書海社の理事
會及び評議員會が開催され、定例の「事業計畫」「收支豫算」の審議に先立ち、
空席となっていた理事長の選考が行われ、滿場一致を以て、谷村雋堂先生が、
祖父・松本芳翠先生、父・谷村憙齋先生に繼ぐ第3代の(財)書海社・理事長に
選任された。
雋堂先生は、昭和25年(1950年)生まれ。千葉大學工學部を卒業後、教員
志望であったが、父・憙齋先生の強い要請で書海社入社。 昭和52年から、
郭健先生が保證人となって3年間臺灣留學。臺灣師範大學・國語中心で現代北
京語および古文を習得する傍ら、江兆申先生、曾紹杰先生、呉平先生より書畫篆
刻の啓蒙を受く。 歸國後は、憙齋先生指導の下、書寫書學を修めつつ『書海』の
編輯を手傳い、芳翠先生以來の「節筆研究」にも没頭、新たな研究成果を次々と
發表し、注目される。
一方、書法は曾て十餘年に亘り、青山杉雨先生に師事。讀賣書法會や東方書
道院に參畫し、作品發表をしている。また20年來、漢詩文の權威・石川忠久先
生の指導を受けながら、自詠自書の作品にも取り組んでいる。 現在、(社)全日本
書道連盟・理事、大東文化大學文學部書道學科・非常勤講師、東方書道院・最
高會議員(事務局長)、讀賣書法會、理事(企畫委員)、成田山全國競書大會・實
行委員(幹事)等の要職にある。